「おふざけ」にも理由がある。

フィジパの教室では、
子どもの意見を尊重して好きなことから始めています。
初めて来た子は、最初は緊張していますが、
時間が経つにつれ自我が出てきて、本来の姿を現していきます。
しかしそれが続くと
ふざけてしまったり、集中が緩んできてしまいます。

パフォーマンス・技術を向上させる為には
程よい緊張感適度なリラックス感
これらのバランスがとても重要です。

集団で運動をすることのメリットは
友達と楽しくするという「」の部分が多いです。
それもとても良いと思います。

でも、そこに友達がいるから気になってしまう
「失敗するかもしれない・・」という「リラックス感」が欠けてしまう事もあります。
これは、極度の緊張になります。
一見、集団でふざけている子でも「リラックス」をしているのではない
できないことへの不安からふざけてしまう子もいます。

でも親御さんから見ると「うちの子はふざけてしまう→やる気がないわ・・・」
と思ってしまう場合があります。
また、指導者も集団で進めている場合は、やはりその「ふざけ」が
他の子供たちには悪い影響を与えてしまうので、
その「行動」をしからずにはいられません。

それによって奥深い部分の「子供さんの気持ち」は
なかなか解消されずに進んでしまいます。

フィジパではマンツーマンでの指導なので、その子が「なぜふざけているか?」を
クローズアップしてその原因によってプログラムを作っていきます。

「うちの子はやる気がないのです・・」というお母様には
本当の意図もお伝えすることがあります。
もしかして、それはお母様がいらっしゃって
「格好よく見せたい!」という思いから
「失敗したくない→緊張する」
「失敗したくない→ふざける」という行動に分かれていく場合もあるのです。

だから、会員様のマンツーマンクラスでは、御様にはご退席していただいています。
そして指導者の前で、不安や格好悪いことをバンバン見せてもらって、
チャレンジする心を伸ばしていきます。

単純にマンツーマン指導を「物理的」にしていくのではなく、

内容もしっかり身体・そして心理へもかかわっていく事が、

フィジパでの最大の目的としています。

もちろん「緊張の緩みから来るおふざけ」については
きっちり注意をさせていただきます!

集団では進行の妨げになるので
そういう子を放っておく。という指導もあるようですが、
逆に私たちは人間形成のために指導しています。

無駄なふざけは「ケガ」にもつながります。
ここは何かを頑張る場所、「教室」なんだときちんと
子どもさんに指導していきます。

 

その厳しい注意の中でも、子供さんは「楽しい!」を実感してくれます。
子どもは本当は「もっとがんばりたい!」のです。
「がんばる方法」を反復で身についていないだけなのです。

フィジパのプログラムは、人間形成の基礎力をサポートします。

 

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