〝やりたい〟は魔法の言葉 自分から (とも先生より)

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自分から
〝やりたい〟って言って
それができたときの喜びは
とっても尊いもので
もう一回やりたくなって
そうしたら また できて

できる回数が続いて
どんどん自信になっていく

子どものペースは
それぞれで
だから
比べる必要なんてなくて

ゆっくりでも
のんびりでも

ちゃんと
大きくなっているんです

ダウン症の女の子
小学 1年生

はじめてお会いしたとき
お名前を教えてくれて
深々と頭を下げて
お陽さまみたいな
笑顔を見せてくれた

おしゃべりの好きな
可愛い女の子

フィジパにきたときは
まだ年中さん
だったそうです

蜀咏悄 1

なかなか
一つのことに
集中することが
難しい

けれど

できるまで
同じことを ただ
繰り返す運動レッスン
という
認識ではなく

使う 道具
身体の向き
小島先生の
彼女にかける言葉

少しの変化を付けるだけで
同じことをしているのに
そう 思わせない

まるで
ひとつの物語を進む
彼女は可愛いお姫様♪

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会話も増えて
〝やりたい〟の意思も増えて

今では
小島先生のマネをして
レッスンを考えるように
なりました

〝ココはボールです〟
〝ココは後ろ向きです〟

彼女は自ら
身体を動かしながら
見本を見せてくれます

そう!
小島先生の魔法の
声がけで

物語の主人公は
やっぱり彼女☆

レッスンを受けるのは
子どもたちなんです

彼女のお陽さま 笑顔が
輝きます

羽子板 やりたい!
風船 やりたい!

しっかり 目で
モノを
確認しながら
タイミングを合わせて
身体を動かす

うまく狙えなくても
ダダをこねたり
放棄もしません

だって
楽しいから

教室には
彼女の明るい
笑い声が
響きます

ボールや風船を
うまく返せたときの
嬉しさは
彼女の中に
しっかり あるから

そのときの
彼女の気持ちに気付いて
レッスンを進めるのが

フィジパのオリジナル

なんども
なんども
くりかえして

ゆっくり
のんびり

できることが
増えています

次は
どんな笑顔を
見せてくれるかな♪

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