小さなお子様を持つ親御さんが
よく直面する問題の一つに、
原始反射の残存が挙げられます。
特に、「パーマー反射」と「プランター反射」は、
お子様の発達において重要な役割を果たします。
これらの反射がなぜ発生し、
どのような影響を及ぼすのか、
そして、それらが残ってしまった場合の対策についてご紹介します。
パーマー反射とは?
パーマー反射は、
赤ちゃんが掌に触れられると
無意識に手を握る反射です。
通常、生後4ヶ月から6ヶ月の間に自然と消失します。
しかし、この反射が残ると、
お子様の手の動きが不器用になり、
学びの場での書き込みや図画工作などに影響が出ることがあります。
対策方法
1. グリップの練習: 小さなビーズや豆を使ったゲーム(つかむ)を通じて、指の使い方を鍛えましょう。
2. 粘土遊び: 手の筋肉を強化し、よりコントロールしやすくします。
3. 指先を使った活動: 絵を描いたり、スタンプをしたりと、楽しみながら指の動きを訓練できます。
プランター反射とは?
プランター反射は、
足の裏をなでると足の指が反り返る反射です。
この反射も通常は生後9ヶ月から12ヶ月で消失するため、
それ以降も残っている場合は注意が必要です。
歩行の初期段階でつまずきやすくなるなど、
歩行に支障をきたすことがあります。
対策方法
1. 裸足での遊び: 家の中や安全な外環境で裸足で遊ぶことで、足裏の感覚を養います。
2. 多様な地面を歩かせる: 砂、草、小石など、異なるテクスチャの上を歩かせることで足裏の感覚を強化します。
3. バランス遊び: バランスボールや片足立ちなど、バランスを要する活動を取り入れることで、足の筋肉と協調性を高めます。
まとめ
パーマー反射とプランター反射は、お子様の成長過程で自然に消失するものですが、残存する場合には様々な発達上の障害を引き起こす可能性があります
でも大丈夫
動くことを意識していくと自然に消失する場合もあります。
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