子どもの発達に大切な「固有覚」と「前庭覚」とは?

今日はお子さんの発達にとって重要な

「固有覚」と「前庭覚」についてお話しします。

これらの感覚がどのように役立ち、

運動が得意ではないお子さんのために

どのようにサポートできるかを詳しくご紹介します。

固有覚とは?

固有覚(こゆうかく)は、体の位置や動きを感じる感覚です。

例えば、目を閉じていても自分の手がどこにあるかを感じたり、

足を動かす感覚がこれに当たります。

固有覚は、体内の筋肉や関節、

腱にある受容体からの情報を脳に伝えます。

固有覚の役割

  • バランスの維持:体の動きや姿勢を調整し、バランスを保つのに役立ちます。
  • 運動の調整:スポーツや日常の動作をスムーズに行うための運動制御を助けます。
  • 力の調整:物を持ち上げる時など、必要な力を適切に調整する感覚を提供します。

前庭覚とは?

前庭覚(ぜんていかく)は、体のバランスや空間認識に関わる感覚です。耳の中にある前庭器(ぜんていいき)がこの感覚を司ります。前庭覚は、体の傾きや動き、頭の位置を感知し、脳に伝えます。

前庭覚の役割

  • バランス感覚:体が倒れないようにバランスを保つための感覚です。
  • 空間認識:体の位置や動きを空間の中で把握する能力を助けます。
  • 運動の調整:歩行やランニング、回転などの動作をスムーズに行うための調整を行います。

発達が遅れるとどうなるか?

固有覚や前庭覚の発達が遅れると、以下のような問題が生じることがあります:

  • バランスの問題:転びやすい、体のバランスがとりづらい。
  • 運動の難しさ:運動がぎこちない、力の調整が難しい。
  • 集中力の低下:学校での集中力が続かない、じっとしていられない。

対応策

  1. 専門家の診断:発達の遅れが疑われる場合は、専門医や作業療法士に相談し、適切な診断とサポートを受けることが重要です。
  2. プレイセラピー:教室では、バランスボールを使った遊びなど、
  3. 前庭覚を刺激する運動を取り入れています。
  4. これらの活動を通じて、お子さんのバランス感覚や運動能力を向上させることができます。
  5. 感覚統合:固有覚や前庭覚を統合するためのセラピーを行っています。特定の運動やアクティビティを通じて感覚を強化し、お子さんの発達をサポートします。

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