「しゃがむ」ことは、子どもたちの成長にとって、
とても大切な活動です。
最近の子どもさんは、座って過ごす時間が増え、
しゃがむ機会が減ってきています。
その結果、「浮き足」と呼ばれる、
足指が地面から浮いてしまう状態の子どもが増えています。
なぜ「しゃがむ」が大切なの?
- 体全体の筋肉を鍛える: しゃがむ動作は、体幹や下半身の筋肉をバランス良く鍛え、姿勢を良くし、怪我予防にもつながります。
- バランス感覚を養う: 足指をしっかりと地面につけ、体重を支えることで、バランス感覚が養われ、運動能力の向上に繋がります。
- 足指の発達を促す: しゃがむことで、足指が地面をしっかりと捉え、足のアーチを支える力が養われます。これは、歩く、走る、跳ねるなどの基本的な動作をスムーズに行うために不可欠です。
- 脳の発達を促す: 足裏には、体の各部分に対応する反射区が存在します。足裏を刺激することで、脳への刺激となり、脳の発達を促すと言われています。また、しゃがむ動作は、全身の筋肉を協調させて行う複雑な運動です。この運動を通して、脳の神経回路が複雑に繋がり、認知機能や学習能力の向上に繋がると考えられています。
- ストレス解消効果: しゃがむ姿勢は、リラックス効果があり、ストレスを軽減する効果も期待できます。
「浮き足」の原因と対策
「浮き足」は、現代の生活習慣の変化が原因の一つと考えられています。硬い床の上で生活することが多くなり、足指を使う機会が減っていることが、その大きな要因です。
「浮き足」を改善するためには、足指を意識的に使うことが大切です。しゃがむことは、足指を地面にしっかりとつけ、体重を支えるため、効果的な対策の一つです。
子どもと一緒に「しゃがむ」習慣を作ろう!
- 遊びの中に取り入れる: おもちゃを拾う、ボールを蹴るなど、遊びの中にしゃがむ動作を取り入れてみましょう。
- 家事の時間に協力してもらう: 洗濯物を畳む時や、食器をしまう時など、子どもと一緒にしゃがんで手伝ってもらいましょう。
- 自然の中で遊ぶ: 公園や河原など、自然の中で裸足で遊ぶ機会を増やし、足指を地面でしっかりと感じる体験をさせてあげましょう。
「しゃがむ」ことは、子どもの体全体の成長を促すだけでなく、足指の発達を促し、脳の発達にも良い影響を与えます。ぜひ、ご家庭でも「しゃがむ」習慣を取り入れてみてください。
当運動教室では、子どもさんの発達段階に合わせた運動プログラムをご用意しています。
バランス感覚を養い、全身の筋肉を鍛える運動を通して、
お子様の健やかな成長をサポートします。
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