周りの子と比べて気になる「発達の遅れ」の2つの原因

周りの子と比べて、うちの子はちょっと発達が遅いのかな?」

「落ち着きがなくて、集団行動が苦手…」

「字がなかなか覚えられない…」

毎日、育児に奮闘しているお母さんなら、

一度はこんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか?

習い事や受験など、周りの子どもたちの成長を

目の当たりにする機会が増えるにつれ、

我が子の成長に不安を感じてしまうこともあるかもしれません。

でも、安心してください!

お子様の「困った!」行動の裏には、

 

「空間認知把握」

「視覚的ワーキングメモリ」の弱さ

という共通の原因が隠されているかもしれません。

 

  1. 空間認知把握の弱さ

空間認知とは、物体や自分の位置、周囲の環境を認識し、

移動や配置を把握する能力です。

これが弱い場合、お子様は以下のような困った行動を見せることがあります:

 

方向感覚の欠如:例えば、物を落としたり、

自分がどこにいるか分からなくなることがあります。

これにより、トイレやおもちゃを取りに行く道順が分からなくなることも。

 

空間的な配置の誤解:例えば、遊び場でおもちゃをうまく配置できない、

他の子供とスペースを共有するのが難しいことがあります。

 

運動能力の発達の遅れ:走ったり跳んだりする際に

、周囲の障害物を避けるのが苦手で、衝突してしまうことがあるため

困った行動が発生することがあります。

 

 

  1. 視覚的ワーキングメモリの弱さ

視覚的ワーキングメモリとは、視覚的な情報を一時的に保持し、

操作する能力のことです。

この能力が弱い場合、お子様は次のような困った行動を見せることがあります:

 

複数の情報を同時に処理するのが難しい:例えば、先生の指示に従いながら

図形を組み立てる作業や、遊びの中で同時にいくつかの指示を

受けることが難しくなります。

 

視覚的な情報を保持する能力の不足:例えば、おもちゃや本を持っている

場所を忘れてしまう、どこに置いたか覚えていられない

ということが頻繁に起こります。

 

 

集中力や注意力の問題:視覚的な手がかりに注意を向けるのが難しく、

遊びや学習の際に集中力が続かないことがあり、困った行動に繋がります。

 

根拠となる研究

空間認知に関する研究:空間認知能力が低いと、行動や学習に問題が生じることが分かっています。特に、子どもの学習や遊びにおいて、物理的な空間を把握できないことが、学習や社会的な交流に障害をもたらす可能性があります(Hughes et al., 2014)。

 

視覚的ワーキングメモリに関する研究:視覚的ワーキングメモリは、学習において非常に重要な役割を果たします。視覚的な情報を保持し操作する能力が不足すると、学業成績や日常的なタスクの達成に支障をきたすことがあります(Gathercole & Alloway, 2008)。

 

お子様の行動の背景にこれらの認知的な課題がある場合、

早期にサポートを行うことが重要です。

例えば、ビジョントレーニングや空間認知を高める運動を取り入れることで、

これらの能力を発展させることが可能です。

 

 

フィジカルパークは、そんなお子さんの脳を遊びながら育てる、

全く新しいタイプの運動教室です。

視覚機能、運動能力、メンタル の3つの側面から、

お子さんの能力開発をサポートする独自のプログラムを提供しています。

↓↓↓
LINEで送る
Pocket

友だち追加

フィジパのINSTAGRAM

フィジパ代表かなえ先生のブログ
Kanae BLOG