発育あそびをキッカケに
フィジパの仲間入りをした
2歳の男の子
とっても甘えん坊で
最初の頃は
なかなか笑顔もみられなくて
ママから離れられず
レッスンの始めは
オモチャ遊びから
大好きな車と
大好きなママの手と
ぎゅっと握って
絶対に離さない
教室いっぱいに広げた
マットやボール
彼にとっては障害となる物を
ゆっくりまたいだり
ゆっくりくぐったり
バランスを崩しかけると
ヘコタレて
すぐママに抱っこ
家ではできない動きを
身体を使って
徐々に 徐々に
彼の気分と興味に合わせながら
続けていた ある日
跳び箱とマットを使って
小さなお山を用意しました
ゆっくりお山は登れたけど
さて 降りるときはどうする?
少しずつ進みながら
降りようとはするけれど
2歳児にとっては下り坂
〝おっとっと〟と足がもつれそうになります
転ぶことはなかったけれど
少しのスピードと下る感覚を体感した彼
お山を〝下る〟ことに
驚いたような
楽しいような
その瞬間の表情を
先生は見逃しません!!
お山から
平均台から
跳び箱から
身体を動かすように
誘導して
今では
ひとりで大冒険☆
登り方にも
下り方にも
くぐり方にも
またぎ方にも
彼なりの〝やり方〟
強いこだわりが見えてきて
出来るたびに
拍手をしてとっても嬉しそう
はにかんだ笑顔と笑い声も
増えてきました
出来ることも
興味のあることも
それぞれ
大切なのは
その子のペースに
合わせること
これからもっと
たくさんのことに
挑戦していく彼の成長が
楽しみです