「子どもに表現力をつけさせたい!」そう思う親御様は多いはずです。
小学校受験の面接、これから通っていく中学・高校・大学受験さらには、就職試験の「面接」の現場をお子様は経験していきます。「面接官の質問」に対し、「自分の意思」が上手に伝えられるかどうかはとても重要です。
ところが、最近の子どもたちは自分の意見をしっかり表現できないと言われています。 日本人の特徴とも言えそうですが、特に小学校受験のレッスンで見られるお子様の傾向として、お友達の言動を真似している子が多く見られます。
それは「失敗をしたくない」「正解をしたい」「間違いたくない」「両親や先生に叱られたくない・褒められたい」などという気持ちが、自分の内面を理解できない。本来の自分を「表現」できない場面が多く見られます。 受験では取り繕った行動や応答を、面接官は見抜きます。コピーのように、暗記した子はそういう事で簡単にわかりますし、子どもらしさを失っています。
大事なのは、「本質」です。
運動の場面でも、「指示行動の形式」ばかりにとらわれることなく、「考えて行動する力」を同時に身に付けていくべきだと思います。
先生に言われたことを「素直」に聞くことと共に、自分の考えをしっかり持ち、表現する力を身に付けていくことが必要となります。それが学校の求めている「子どもらしさ」にもつながっていきます。
「指示待ちの社員が多すぎて困っている…」と、ビジネスの世界でも嘆いている人は少なくはないでしょう。
「自分から行動できる」社会にしていくためにも、幼少時代の生活で作っていきたいものです。 運動では「声を出す」「しっかり表現する」事も同時に行っていけます。 自己発見・表現力をも身に付けていきたいものです。