「うちの子はできない」は個性とみるのか、そうではないのか?

我が子が集団で運動がついていけない・・と相談されることが良くあります。

その中には、「もしかして軽い障害の恐れとかあるのでは?」という深刻な内容もあります。

私たちは、そのご相談に
「その子がどういう状況でそうなっているのか、実態を知って下さい」
と。

お伝えしています。

お母様がグレーゾーンかもしれない、と思われていらっしゃる子でも、
ただ運動する経験値が少ないだけ
運動を伸ばせる環境にいなかった
運動が好きな環境にいられなかった

などという理由でその能力が、死んでしまっている子どもさんも数多くいらっしゃいます。

また
「障害かもしれない」と学校や幼稚園・保育園で教育機関に言われたようなお子様
「この運動を続けていけば、なんの問題もなくいけるであろう。」
と思うお子様もいます。

逆に言えば、そのような「環境」があるかないかで、その子は「グレーかも?」と思われる場面に多々遭遇してしまうこともあるということです。

「自分の子の芽」をどうやって伸ばすか。

まだ、自分の子どもの芽は伸ばせるんだ。

このようにお子様の「伸ばせる環境に貪欲になった」親御さんの元にいるお子様は、
時間をかけてでも、じっくりとその芽を伸ばし続けています。

ただし・・・。
時間がかかります。

「この期間で効果が出なかった」とか
講師がはっきり気がつく変化を親御さんが気がつかずに「見切りをつける」親御さんや
「学習」をとってしまって、「他の習い事と検討しましたが、運動はやめます」などという選択をされる方も・・・。

フィジパは本気で「子どもたちの土台つくり」をしています。

運動ですぐあきらめて泣いてしまう子は、やはり学習でもそのような取り組みになってしまう傾向があります。

もちろん、運動が他人より得意ではなくてもいいのです。

ただ、体を動かすことは、「人間の基盤」です。
体を動かすことが「得意」でなくても、好きでい手ほしいです。

そして、がんばった結果に、「できた!」の成功体験を小さい頃に少しでも感じていてほしい。

運動は、子どもがその成功体験を肌で感じられる一番わかりやすい「アイテム」であるかと思います。

「うちの子はできない」は個性とみるのか、そうではないのか?
→これには答えはありません。
遺伝子の関係で他の子と比べてできない子もいます。でも、そこを「個性」と伝えて、その中でもその子にもできることを見いだせるのが、プロだと思います。

まだまだできるよ!と、プロが判断したら、もう一つ上のことを要求できます。
親御さんには、なかなかその「がんばったらできる」のか「もうそれでがんばったよ」といってあげたほうがいいのか、判断しづらいですよね。

フィジパでは、1日体験レッスンもあります。
今その子が、どうして「できていないか」のヒントをお伝えしています。

フィジパ1日体験レッスン→ https://physipa.com/archives/573

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