子どもさんの成長には、
数多くの要素が関係しています。
その中でも言語発達は、
認知発達にも影響を与え、
将来の学習にも大きな影響を与えるとされています。
耳の効果について紹介していきます。
耳の聴力は、
発達の基礎となる大切な要素のひとつ。
子どもさんが話しかけられても、
十分に聞こえていない場合、または話しかけられる
のが早すぎたり声のトーンが合わなかったりすると
言葉の意味を理解することができません。
また、右耳と左耳で話しかけられた際に、
脳の側頭葉で処理される方法について、
側頭葉優位性という専門用語があります。
これは、聴覚刺激が脳のどの部位で処理されるかによって、
情報処理の違いが生じることと言われています。
そしておわかりのように言語発達は、
脳の発達と密接に関連しています。
これは是非知ってて欲しいことなんですが、
右耳から話しかけることで、
言語処理を効果的に行うことができます。
子どもの脳の発達において、
側頭葉優位性は重要な役割を果たすんです。
すぐに出来るポイントは
子どもさんとのコミュニケーションにおいて、
例えば、
子どもとの距離感や、
話しかけるスピード、
話す内容など。
また、
右耳と左耳で
話しかけることで、
より良いコミュニケーションを取ることが
できるんですよ。
これは実際に私もレッスンで
行ってるんです!
具体例として
例えば、
子どもが右耳からの情報処理が苦手な場合、
左耳から話しかけることで、
よりスムーズにコミュニケーションを取れます。
また、子どもが集中している方向から話しかけることで、
より効果的にコミュニケーションができると言われています。
家の場合、
子どもさんがテレビを見ている場合には、
子どもさんの横に座って、左耳から話しかけることで、
その子どもさんが理解しやすい言葉遣いで
コミュニケーションをとれるんです。
ちょっと難しいですが
側頭葉優位性を理解し、
子どもさんとのコミュニケーションを意識することで、
言語力を伸ばすことができるんです。
まずは楽しく、
親子の関係を深めながら、
子どもさんの成長をサポートしましょう!