子どもの発達に大切な原始反射の正体と、改善方法とは?

教室長小島です

 

原始反射という言葉を聞いたことがありますか?

原始反射とは、生まれつき備わっている反射のこと

 

 

例えば、赤ちゃんが授乳時に口を開ける反射や、

手の平を刺激すると握る反射などがあります。

これらの反射は、生命維持に必要な反応として、

生まれつき備わっているものです。

原始反射が生後数ヶ月から数年間も

残存してしまうことがあります。

これを原始反射残存と呼んでます。

 

原始反射残存があると

子どもの目や脳の発達に悪影響を及ぼすことがあります。

 

例えば、足首をグッと曲げる「足関節反射」

が残存している場合、歩行時に足首がしっかり伸びないため、

歩き方が不安定になってしまいます。

また、手首を曲げる「手関節反射」が残存している場合、

手先の細かい動作ができなかったり、

文字を書くときに字が乱れたりすることがあります。

 

目の発達にも影響を及ぼすことがあります。

例えば、「モロー反射」という原始反射があります。

これは、予期せずに物を落としたときなどに、

手を広げて受け止めようとする反射です。

しかし、この反射が残存していると、

視線を移動させるときに目がついていかず、

視覚の発達に悪影響を与えることがあります。

 

ただ、原始反射残存があるからといって、

必ずしも問題のある子どもの発達に

悪影響を及ぼすわけではありません。

 

実際私自身も原始反射、残っています(笑)

 

しかし、もし原始反射残存が見つかった場合は、

専門家に相談して、

適切な対処方法を取ることが大切です。

 

フィジカルパークでは

この原始反射の残存を

感覚統合トレーニングとして

フィジパ流ビジョントレーニング

をしています♪

 

ご家庭では

原始反射を改善するためには、

以下のような具体的なトレーニング方法があります。

  1. スプーンやフォークを使った食事の練習
  • スプーンやフォークを使って食事をする際に、手首や指先を柔軟に動かすことが目的です。
  1. バランスボールでのバランストレーニング
  • バランスボールに座ったり、上半身を前後に動かしたりすることで、バランス感覚を養います。
  1. 体を丸めるトレーニング
  • 仰向けに寝た状態から、お腹を中心に体を丸め、前かがみの姿勢に移行する動作を繰り返すこと。

この運動を行い、反射を解消することが大切ですね。

できれば継続的にやる事が早期解消につながっていきます!

ぜひおうちでもやってみてくださいね。

 

LINEで送る
Pocket

友だち追加

フィジパのINSTAGRAM

フィジパ代表かなえ先生のブログ
Kanae BLOG