学力の差は“見え方”から始まる?子どもの視機能とビジョントレーニングの大切さ

子どもさんの「読み飛ばし」や「計算ミス」、

実は 視機能(目の使い方の力) が関係しているかもしれません。

この記事では、国語や算数にも影響する視機能の基礎と、家庭でも取り入れられるビジョントレーニングについてわかりやすく解説します。

視機能とは?ただの視力検査ではわからない力

視機能とは、「よく見える・見えない」という視力だけでは測れない、“情報処理の土台”です。

主な視機能の要素

  • サッカード(視線のジャンプ):目を素早く正確に動かす力
  • 瞬間視:一瞬で文字や数字を認識する力
  • 周辺視野:広く周りを見渡す力

これらがうまく働くことで、勉強やスポーツにスムーズに取り組むことができます。

視機能が弱まると起こる学習のつまずき

もし視機能に弱さがあると、次のようなことが起きやすくなります。

  • 国語:読み飛ばし、行を間違える、内容が頭に入らない
  • 算数:桁の取り違え、符号の見落とし、文章題が苦手になる
  • 理科・社会:グラフや資料を読み違える

つまり、勉強が理解できないのではなく、目からの情報処理が追いついていないのです。

親が気づきにくい「できていたのにできなくなる」サイン

低学年の頃は問題なくできていたのに、学年が上がるにつれて「読めない・覚えられない」が増える子がいます。

これは性格や不注意のせいではなく、視機能が低下しているサインの可能性があります。

特に5年生前後は学習量が急増し、ちょっとした弱さが一気に差になりやすい時期。早めの気づきが大切です。

視機能は鍛えられる!ビジョントレーニングの力

視機能は成長に合わせて変化しますが、トレーニングで改善することが可能です。

ビジョントレーニングの例

  • 斜めの視線移動を使った目の運動
  • 数字や記号を一瞬で認識する瞬間視ゲーム
  • 広い視野を意識する体遊び

遊び感覚で取り入れることで、子どもは無理なく楽しみながら「見え方の力」を育て直すことができます。

まとめ:視機能は学力と生活の土台

「勉強が苦手だから仕方ない」と思っていたことが、実は視機能の問題かもしれません。

国語・算数・理科・社会…どの教科も、まずは 正しく見て処理する力 があってこそ伸びていきます。

今のうちに目の力をチェックし、必要に応じてトレーニングを取り入れることが、子どもの未来を大きく支える第一歩になります。

「見え方の土台」を整えるチャンスを逃さないでください

 

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