イベントで参加された子どもさんについて、舞先生から一言。
教員経験もある舞先生の思いがフィジパプログラムに繋がっています。
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お母さんがいなくなり、また道場の環境に慣れたせいか、緊張感がなくなりました。
これは子供らしくいいことでもありますが、アスリートとして運動教室に来ているという部分では集中力がもたないのだなと感じました。
自分が苦手なことを頑張ろうとする気持ちが他の子と比べると低いです。すぐに諦めてしまう、やり切ろうとしない傾向があります。
また、できないことを「出来ない」と口に出します。
ネガティブな発言は他の子にも影響を与えます。
とくにチームで行うスポーツではコーチ、先生から見るとレギュラーとして、安定して力を発揮出来ないと思われてしまいます。
これでは、持っている能力を発揮できる機会を自分で潰してしまいます。
メンタルクラスの最後に1年を振り返って発表する時間がありました。
「ない」ということで、なにも発表しませんでした。
○○で頑張ったことはないの?と発表しやすいように先生から促しましたが「頑張ってない、出来てない」というようなニュアンスの言葉で発表することから逃げているように見えました。
発表するまで待つよと言っても頑なに拒んでいました。
私は中高生の体育の教員を13年やってきていますが、集団でこのようなことをする生徒には時間をかけてあげられないのが現状です。
ほかの子にも目を向けてあげなければならないからです。
また、学校では平均的に教えます。苦手な子に、より時間を使ったり、できる子をもっと伸ばしてあげる時間もなく授業をすすめていかなければならないためです。
○○くんの場合運動能力は高いのでそれを発揮できるようにしてくれる指導者が必要です。このままなんとなーくやっていたらクラスで運動神経のいい子止まりです。
能力の発揮できる状態を自分で作るのもアスリートには必要なのです。
私は、それを導いてあげたいとおもいます。
フィジパ道場アスリートクラス
通常クラス:ワンデービジター⇒http://physipashop.com/?pid=98423032