両眼視の発達が脳の発達と密接に関連していること
についてお伝えしたいと思います。
両眼視とは、両眼を使って物を見ることです。
赤ちゃんは生まれたばかりの頃は
両眼を一緒に使うことが難しいですが、
成長するにつれて両眼視が発達していきます。
この両眼視の発達は、脳の発達と密接な関係があります。
なぜなら、両眼視は脳の中での情報処理と結びついています。
両眼からの情報を脳が統合し、
立体的な視覚や物の位置や距離の把握を可能にします。
これにより、子どもたちは周囲の世界をより正確に理解し、
手と目の協調や運動能力の発達にも繋がります。
したがって、子どもの両眼視の発達を促すことは、
健康な脳の発達にも直結すると言えます。
具体的には、適切な視覚刺激を提供し、
視界を広げる活動や遊びを取り入れることが重要です。
フィジパではカラダを動かしながらの
ビジョントレーニングを取り入れているのは
そのためです。
また、必要な方には定期的な視覚機能検査を
受けることもおすすめしています。
今日はおうちでも出来るトレーニングを
5つご紹介。
- ボールキャッチゲーム:2人で向き合って、ボールを順番に投げ合いましょう。ボールを見つけるために両眼を使い、正確にキャッチする練習ができます。投げることが出来ない子は転がすのでも十分です
- ピクチャーブックを見ながらお話し:絵本を使い、物語の中のキャラクターを指さして話す時間を作りましょう。両眼を使って絵を見つけ、その内容を楽しく共有することで視覚的な刺激を与えます。
- 絵を描くゲーム:大きな紙に絵を描き、子どもと一緒に完成させるゲームです。絵を描く際に、遠くから近くへと対象物の大きさを変えたり、細かいディテールを描いたりして、両眼の調整能力を鍛えます。
- 空中ブロック積み木:カラフルなブロックを使い、子どもがブロックを両眼でしっかり見ながら積み上げるゲームです。高さやバランスを意識しながら積んでいくことで、視覚的な刺激と手と目の協調性を促します。
- 迷路ゲーム:迷路のパズルを用意し、子どもに迷路を解いてもらいましょう。目で道筋を追い、正しい経路を見つけることで両眼視のトレーニングになります。
ぜひおうちで楽しみながらやってみてくださいね!