脳を整理して、子ども本来の力を引き出す方法

「集中できない」

「じっとしていられない」

「すぐ感情的になる」

子どものこうした様子は、性格の問題ではなく、

脳の整理(神経発達の統合)が関係していることがあります。

脳がうまく整理されると、子どもは本来持っている力を

自然に発揮できるようになります。

 

【脳の整理とは?】

脳の整理とは、発達の土台を整えることです。

脳幹・感覚統合・原始反射が正しく統合されることで、

集中力・運動・学習・感情コントロールなどがスムーズになります。

 

【原始反射が整理されていないと…】

赤ちゃんの時に必要だった反射が残っていると、

以下のような困りごとが出やすくなります。

・モロー反射 → 音や光に過敏、ビクッと驚きやすい

・ATNR → 姿勢が崩れる、文字が書きにくい

・STNR → 座っているとズルズル崩れる、姿勢保持が苦手

【脳の整理に役立つ3つのアプローチ】

 

①感覚統合あそび

バランス遊び、ボール遊び、トンネルくぐり、指先遊びなど

 

②ビジョントレーニング

目の動きの練習、目と手の協調遊び、間違い探しなど

 

③原始反射統合トレーニング

転がる運動、交差運動、四つ這い運動など

 

【家庭でのチェックポイント】

・落ち着きがない

・姿勢が崩れる

・集中が続かない

・感情の切り替えが苦手

・読み書きが苦手

 

脳の整理が進むと、子どもは本来の発揮できるようになります。

「できない」のではなく「整理が進んでいないだけ」かもしれません。

焦らず土台を整えることで、子どもの可能性は自然と伸びていきます。

 

 

 

 

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