子どもの「非認知能力」を育てるには? 家庭と運動教室でできる5つの方法

「勉強より大切な力」って何だろう?
──そんな問いの答えが、いま注目されている
“非認知能力”です。

やり抜く力・共感・自己コントロール力など、
テストでは測れないけれど、
人生を支える“生きる力”のこと。

この力は、家庭や運動教室の中で
自然に育てることができます。


家庭で育てる5つのコツ

子どもの非認知能力は、
毎日の生活の中で「少しの関わり方」を変えるだけで
ぐんと伸びていきます。

育てたい力 関わり方のコツ 効果のポイント
やり抜く力 「もう1回だけやってみようか」 小さな挑戦が「続ける力」を育てる。
感情コントロール 「今どんな気持ち?」と聞く 言葉にすることで感情を整理できる。
自己決定力 「どっちにする?」と選ばせる 小さな選択が自己肯定感につながる。
共感力 「ありがとうリレー」を家族で 感謝の習慣が相手理解の力を育てる。
集中力 10分間の“ひとつだけ時間” 没頭する経験が集中力の基礎になる。

👉 ポイントは「親が正解を与えすぎないこと」。
失敗も学びのチャンスとして、
“見守る勇気”が大切です。


運動教室で育つ非認知能力

運動には「心を整える力」があります。
体を動かすことで脳幹が刺激され、
情動や集中のコントロールにも直結します。

育てたい力 トレーニング例 育つ理由
挑戦力 跳び箱・鉄棒 「怖いけどやってみる」経験が自己効力感に。
協調性 ペア運動・リレー 相手に合わせる力=社会性を育てる。
感情調整力 音楽リズム運動 自律神経を整え、落ち着きや集中を促す。
集中力 ビジョントレーニング 目の動きの制御が注意力の基盤になる。
自己理解力 振り返りタイム 自分の行動を言葉にし、客観性が育つ。

運動と非認知能力の関係

近年の研究でも、
「身体活動が前頭前野を活性化し、
感情や行動の自己調整を高める」ことが
明らかになっています(Harvard University)

つまり、
“体を動かすことが心を育てる”
運動は「心の筋トレ」でもあるのです。


家庭と教室をつなぐ工夫

  • 「できた!」を言葉にする習慣

  • チャレンジシートで“見える成長”を記録

  • 親子で「今日のすごい」を1つずつ発表

この3つを意識するだけで、
非認知能力の成長スピードは変わります。


非認知能力は、生まれつきではありません。
「関わり方」で育てる力です。

家庭と運動の両輪で、
「できた!」と「できそう!」を増やしていく。
それが、子どもの一生を支える土台になります。


🏫 フィジカルパークでは

子どもの「見る・動く・感じる力」を通して、
非認知能力を育てる運動プログラムを実践しています。

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